歯科用インレーの準備に関わる要素とは?
直接法と間接法
直接インレーは1回の診療で完了し、歯科医院内の専用オーブンで硬化させます。間接インレーは2回の診療が必要で、歯科技工所で作製されます。両方の方法で最初の準備は同じです。
初期準備
歯科医は局所麻酔(または笑気)で対象の歯を麻酔し、虫歯を除去します。Richard V. Tucker 氏は「麻酔後はゴムダムを装着すると視野が確保でき、組織が後退し操作がしやすくなる」と述べています。
使用器具
虫歯除去にはバリ(ドリルビット)を使用し、角度のついたダブルエンドチゼルで所望の角度を形成します。外部歯肉ビベルやマージントリマーで歯の尖部を整えます。Tucker 氏は「健全な咬合エナメルが損傷していない場合、ビベルは最小限に抑えるか付けない方が良い」と指摘しています。
直接法
直接インレーでは、歯科医が歯形を整えてコンポジットレジンを型取りし、成形した材料を一度取り出してオーブンで硬化させます。硬化後、正確に歯に合わせて接着します。
間接法
間接インレーの初回診療では、歯を清掃した後に印象を採り、歯科技工所へ送ります。技工所でカスタムインレーが作製されるまで、仮の詰め物で歯を保護します。2回目の診療で完成したインレーを装着します。
調整
インレー装着後は、咬合の均一性や表面の粗さ、尖部の接触状態を確認し、必要に応じて微調整を行います。
