義歯から外れた歯の修理・固定方法

義歯を使用していると、歯が外れてしまうことがあります。外れた原因は軽い衝撃や摩耗、製造上の欠陥などさまざまです。外れた歯が手元にあれば、義歯修理キットを使って自分で簡単に修理できます。ここでは、一時的な応急処置から永久的な固定まで、具体的な手順と必要な道具を紹介します。

必要なもの

  • スーパーグルー(Crazy Glue)
  • 液体モノマー
  • 研削ツール(ファイリングツール)
  • 粉末ポリマー
  • エメリサンドペーパー(粗さ120程度)
  • 予備の義歯用人工歯(必要に応じて)

修理手順

  1. 義歯本体の状態確認

    まず義歯本体に割れや欠損がないか確認します。構造上の異常が原因で歯が外れた場合は、歯を取り付ける前に本体の修復を行う必要があります。

  2. 外れた歯のチェック

    歯自体にひび割れや欠けがないか確認します。欠けがある場合は、永久的な修理は難しいため、応急処置として仮止めし、早めに新しい歯を入手してください。

  3. 応急処置(仮止め)

    スーパーグルーやCrazy Glueを使用します。まず歯が割れている場合は、接着剤でひとつに固めます。固まったら、義歯本体の空いた部分に数滴の接着剤を垂らし、歯をはめてティッシュでしっかり押さえて固定します。仮止めが完了したら、できるだけ早く交換用歯を手配してください。

  4. 永久的な修理の準備

    研削ツールとエメリサンドペーパーで、歯の裏側(舌側)を軽く削り、表面をざらざらにします。これにより接着剤の密着が向上します。ただし、形状や寸法を変えすぎないよう注意してください。

  5. 接着と樹脂充填

    接着剤(モノマー)を空いた箇所に塗布し、歯をはめ込みます。必要に応じて粉末ポリマーを空いた部分に詰め、液体モノマーを数滴落としてアクリル樹脂を作り、形状を整えながら固定します。歯がきれいにはまる場合は、モノマー/ポリマーの工程を省略できます。

  6. 仕上げと洗浄

    修理が完了した義歯全体をぬるま湯に浸し、樹脂が完全に硬化するまで待ちます。その後、歯ブラシと歯磨き粉で全体を優しく磨き、仕上げの光沢を出します。

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