水銀アマルガム除去を専門とする歯科医の探し方

はじめに

水銀やその他の重金属は神経障害、免疫機能低下、胎児への影響、子どもの発達障害などを引き起こすことが報告されています。米国政府は「有害金属は毎年何百万人もの米国民、特に子どもや高齢者に健康被害や学習障害をもたらす」と警告しています。そのため、過去に水銀アマルガム詰め物を入れた人が安全を考慮し、除去を希望するケースが増えています。

除去を検討する際のポイント

  1. 水銀のリスクを理解する

    アマルガム詰め物の約50%は水銀で構成され、蒸気として常に体内に取り込まれます。除去後は数か月で水銀濃度が約80%低下し、健康改善が期待できます。安全に除去できる歯科医を選び、代替素材での修復を行うことが重要です。

  2. 専門医を探す

    「Mercury Free Dentists」ウェブサイトのディレクトリでは、米国全州、カナダ、南米、ヨーロッパ、南アフリカ、アジアの水銀フリー歯科医を検索できます。FAQ、推奨書籍、患者向け情報も掲載されています。

  3. 安全除去プロトコルを確認する

    国際口腔医学・毒性学会(IAOMT)のアマルガム除去プロトコルを採用しているか確認しましょう。主な対策は以下の通りです。

    • 患者とスタッフ用の防護具(水銀フィルターマスク)を使用
    • 冷水スプレー下での除去
    • 高容量エバキュエータで水銀蒸気を吸引
    • 代替空気供給装置の使用
    • 口腔内にラバーダムを設置し、曝露を最小化
    • 処置後の防護具除去と顔面の洗浄
  4. 代替素材の選択

    除去後は金属ではなく、コンポジット樹脂などの安全な材料で詰め直すことが推奨されます。過敏症や化学物質過敏症がある場合は、生体適合性テストを実施し、最適なコンポジットを選びましょう。

歯科処置 - 関連記事