部分義歯の費用はどれくらいですか?
概要
部分義歯(フリッパー)は、歯を失った箇所を補う取り外し可能な装置です。インプラントより費用が抑えられ、ブリッジが適さないケースで選ばれます。
種類と特徴
主に以下の3種類があります。
- 従来型(コンベンショナル):金属クラスプで自然歯に掛けて固定。最も安価。
- 半精密型(セミプレシジョン):インターロック部品で従来型より密着。中価格帯。
- 精密型(プレシジョン):高精度のインターロック構造で最もフィット感が良く、金属が目立ちません。最高価格。
費用の目安
一般的な部分義歯の費用は、5万円〜10万円程度です。費用は以下の要因で変動します。
- 追加の処置(クラウンや抜歯)の有無
- 歯科医院の所在地や診療費の違い
- 使用する材料(ポリマー義歯はプラスチック義歯より高価、金属の種類も影響)
- フレキシブルアクリル製のフレックス部分義歯は、7万円〜13万円が相場です。
注意点・デメリット
従来型の金属クラスプは目立つため審美性が低くなります。精密型・半精密型は金属が見えず、隣接歯への圧力も均等で快適です。
機能と特徴
部分義歯は完全に取り外し可能で、金属フレームにピンクのプラスチックやアクリル製の人工歯が装着されています。全体がプラスチックや柔軟アクリルで作られるタイプもあります。
メンテナンスと寿命
耐久性はあるものの、使用に伴い摩耗や破損が起こります。通常の使用で約5年持ちますが、クラスプやプラスチックは修理が可能です。修理費は本体費用に比べて低額です。
半年に一度の定期チェックを推奨します。小さな問題でも放置すると大きなトラブルにつながります。
部分義歯は定期的にリライン(裏地の調整)が必要です。リライン費用は最初の契約に含まれる場合もあれば、別途請求されることもあります。調整・修理・フォローアップの費用については事前に確認しましょう。
メリット・効果
歯が抜けたまま放置すると、残存歯の位置が変わり口腔組織が損傷したり、顔や唇がたるみ、発音にも影響します。部分義歯を装着すれば、見た目が改善され、正常な咀嚼が可能になり、食事のバリエーションが広がります。また、自然歯の保護や顎関節症(TMJ)の予防・改善にも役立ちます。
