硬質リラインと軟質リラインの違いと適切な選び方

硬質リライン(ハードリライン)

顎や歯茎の形状が変化した場合、硬質リラインが必要になることがあります。歯科医が義歯の組織接触面全体に硬化したパテ状の材料を塗布し、口腔内で型取りします。その後、ラボで同日のうちに新しいアクリル義歯が作られ、ぴったりと合うように調整されます。

軟質リライン(ソフトリライン)

硬質リラインと異なるのは、硬いアクリルの代わりに柔らかく多孔質な素材を使用する点です。敏感な歯茎の方に快適さを提供しますが、硬質リラインに比べて定期的な再調整が必要です。

一時的軟質リライン

歯茎に炎症や傷があるなど、硬質・軟質リラインのどちらも適さない場合は、さらに柔らかい材料で一時的にリラインを行います。歯茎が完全に回復したら、まず軟質リラインを、必要に応じて1~2年後に硬質リラインへと移行します。

2年ごとのリライン推奨

歯茎の吸収や顎骨の自然変化に伴い、義歯は2年に一度はリラインすることが望ましいです。大きな変形や損傷がある場合は、リラインではなくベース全体の作り直し(リベース)を検討してください。歯科医に相談しましょう。

注意点

リラインは、最初に正確な咬合(かみ合わせ)の型が取れていることが前提です。リラインだけで咬合を変えることはできません。組織や骨の形に合わせてフィットさせるための調整であることを理解してください。

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