義歯を装着すると何が変わりますか?

義歯装着の概要

義歯は見た目を改善し、噛む力や発音を正常に戻す効果があります。新しい義歯を手に入れるまでには、約2〜3か月間にわたって7回以上の診療が必要です。以下に、義歯作成の主な流れを紹介します。

1. 初期段階(キャスト作成と仮義歯)

  • まず、歯科医師が現在の歯の型取り(キャスト)を行い、仮義歯(インスタントデンチャー)を作ります。この仮義歯は、永久義歯が完成するまでの一時的なものです。その後、全ての天然歯を抜く手術が行われます。

2. 測定と印象採取

  • 顎の印象(キャスト)を複数回取り、顎同士の関係や寸法を測定します。これにより、天然歯があったときと同じ間隔が義歯でも保たれるように設計されます。

3. デザインと模型作成

  • 患者さんと歯科医師は、歯の形状や色を選択します。選択した情報を基に、プラスチックやワックスの模型を作り、何度か試作(プロトタイプ)を行い、フィット感・形状・色合いを確認します。

4. 最終義歯の製作と受け取り

  • 最終的な模型が確定すると、ラボへ送られ約6週間で完成します。完成した義歯を受け取った際に、歯科医師が装着状態をチェックし、必要に応じて調整を行います。

5. インプラントによる部分義歯(オプション)

  • 全ての歯を入れ替えるのではなく、欠損した数本だけを補う場合はインプラントが選択肢になります。まず欠損歯を抜き、顎骨にポストを埋め込みます。ポスト上部は骨から少し突出させ、スクリューで保護します。骨とインプラントが結合するまで約6か月間、歯茎で覆い、後にスクリューを取り付けてクラウン(人工歯)を装着します。

まとめ

義歯の作成には時間と複数回の診療が必要ですが、適切なプロセスを踏むことで自然な見た目と機能を取り戻すことができます。部分的にインプラントを組み合わせることで、さらに快適な噛み心地を得られる場合もあります。

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