歯冠(クラウン)に起こり得る合併症と対処法

概要

歯冠は損傷した歯を覆い、保護しながら見た目も改善する歯科用の人工被せ物です。通常は約7年の耐久性がありますが、使用状況によっては40年以上持続することもあります。永久的な装置であるため、いくつかの合併症が発生する可能性があります。

歯冠の脱落

歯冠が緩んで脱落すると、誤って飲み込んでしまう危険があります。脱落した場合は、すぐに保存し歯科医に持参してください。市販の仮用セメントで一時的に戻すことは可能ですが、根本的な修復は歯科医の処置が必要です。

歯周病リスク

歯冠が覆う部分は依然として虫歯やプラークの付着リスクがあります。プラークが歯茎ラインにたまると、歯肉炎や歯周病につながります。正しいブラッシングとフロス、定期的な歯科クリーニングでリスクを低減できます。

クラウンの破折

陶器、金属合金、金属と陶器の複合など素材によって強度が異なります。特に全陶器クラウンは強い圧力がかかると割れやすく、破折すると歯が露出し不快感が生じます。破折した場合は速やかに歯科医で修理または交換を行ってください。

他の歯への摩耗

陶器や金属と陶器の複合クラウンが摩耗し表面が粗くなると、隣接する歯と摩擦しエナメル質がすり減ります。摩耗が進行すると、損傷した歯に新たなクラウンが必要になることがあります。

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