ベニアの白さを取り戻す方法と手順
歯科医は、欠損や変色した歯の表面にベニアを貼り付けて、笑顔を美しく変身させます。ベニアは、陶磁器(ポーセレン)または合成樹脂(コンポジットレジン)で作られ、前者は10年以上持ち、着色に強く自然な透明感があります。一方、接着剤が劣化したり、硬化過程で色が変わると、ベニアの縁が変色することがあります。コンポジットベニアは5〜10年程度の寿命で、透明感や汚れにくさは劣ります。
1. 情報収集と診断
-
ベニアの種類を確認する(ポーセレンかコンポジットか)。
-
変色の程度と原因を評価する。
-
患者の予算・期待・生活スタイルに合わせて最適な対策を相談・決定する。
2. ポーセレンベニアのホワイトニング手順
-
変色した接着剤を歯の上縁から慎重に除去する。
-
新たに調合したコンポジットレジンを適切な色に着色する。
-
着色したコンポジットレジンで変色部分を埋め直す。ただし、審美性や耐久性が十分でない場合がある。
-
根本的な解決策として、ベニア全体を取り外し新しいベニアに交換し、自然な外観を回復させる。
3. コンポジットレジンベニアのホワイトニング手順
-
まず、ベニア表面をメンテナンス用に研磨し、軽い変色を除去する。
-
研磨だけで除去できない場合は、変色したレジン部分を削り取る。
-
新しいコンポジットレジンを理想的な色に着色する。
-
着色したレジンを接着剤で再度ベニアに固定する。
4. ベニア付歯を裏側からホワイトニングする方法
-
症例に適したホワイトニング方法(内部漂白など)を選定する。
-
根管治療を受けた歯の場合は、内部の充填材を除去する。
-
歯の裏側に漂白剤を塗布し、所定時間放置する。
-
必要に応じて充填材を再度充填する。※この手法はポーセレンベニアに限り、コンポジットベニアには推奨されない。
