歯の詰め物(フィリング)に関する基礎知識と選び方
定期的な歯科クリーニングは口腔衛生を保つだけでなく、歯や歯茎を徹底的に清掃します。正しいブラッシングやフロス、歯科受診を続けても、虫歯はエナメル質に潜むことがあります。
詰め物の意義
虫歯やひび、摩耗で損傷したエナメル質を修復するために、歯科用の詰め物が使用されます。詰め物は歯科医院で行われますが、費用が高くなることが多く、保険は一部しか負担しないケースが一般的です。
詰め物の手順
1. 局所麻酔で治療部位を麻痺させます。
2. 歯と周囲の汚れや腐敗組織を除去し、清掃します。
3. 選択した詰め物素材で穴を埋め、形を整えます。
4. 数時間後に麻酔が切れ、感覚が戻ります。
詰め物の種類
・アマルガム:水銀、銀、銅、錫を含む金属合金。耐久性が高く、主に奥歯の修復に用いられますが、近年は使用が減少しています。
・レジン(コンポジットレジン):樹脂系の素材で、歯の色に合わせやすく審美的です。強度も向上しており、前歯から奥歯まで幅広く使用されます。
・イオンレジン(ガラスイオンレジン):フッ素を放出し、歯の再石灰化を促す効果があります。主に乳歯や低荷重部位に適しています。
・ガラスイオンレジン:根面修復や低ストレス部位に使用されますが、咀嚼力にはやや弱いです。
よくある誤解
保険が適用されないから詰め物をしない、という考えは誤りです。多くの歯科医院では分割払い・治療プランを提案してくれます。
詰め物のメリット
適切に修復すれば、歯や歯茎の健康を長期間維持できます。小さな虫歯を放置すると、歯髄炎や膿瘍へ進行し、抜歯が必要になるリスクが高まります。
注意点・警告
詰め物後に激しい痛みや違和感が続く場合は、すぐに歯科医師に連絡してください。
