有害金属が潜む義歯とその対策

メタルベース義歯

かつてはアクリル樹脂で作られていた義歯ですが、現在は金属鋳造をベースにしたものが主流です。金属ベースは直接組織に触れませんが、プラスチックのライナーで分離されることがあります。金属の重みと強度により、狭い顎に合わせた義歯が作りやすく、自然な感覚が得られます。

義歯から漏れ出す有害物質

義歯や歯科用詰め物には有害物質が含まれ、口腔内から体内へと移行します。銀の詰め物は水銀、コンポジット詰め物や古い根管治療はさまざまな毒素を放出します。義歯のプラスチックベースや着色料も有害成分が多く、バイオ相容性のある材料に交換すべきです。

義歯の有害物質テスト方法

義歯の毒性を確認する簡単な方法として、冷水に数時間浸す方法があります。新しい水で3回繰り返し浸し、最後の水に金属残留物が見られたら有害と判断し、無着色のメタクリル酸エステル製義歯に交換しましょう。

安全な義歯への取り組み

近年、自然な陶磁器(ポーセレン)ベニアを義歯に使用することで、金属由来の有害漏出を防げます。ただし、製造コストが高く、全ての歯科医が扱えるわけではありません。そのため、依然として有害なセメントが使用されるケースがあります。

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