果物の酸は歯に影響する?対策とケア方法
果物に含まれる酸について
酸は硬い表面を浸食する力があります。果物に含まれる酸は、徐々に歯のエナメル質を削り取ります。特にシトラス酸は果物の中でも強い酸の一つで、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ライムに多く含まれます。他の果物にも酸は含まれますが、含有量は低めです。
酸が歯に与える影響
果物の酸がエナメル質を侵食すると、下の象牙質が露出します。その結果、歯の感覚過敏や虫歯が進行しやすくなります。虫歯は穴(カリエス)を作り、歯を破壊します。治療には費用がかかります。
新しい問題ですか?
果物の酸が歯に与える影響は新しい現象ではありません。むしろ、多くの人がジャンクフードよりも健康的なスナックとして果物を選びがちです。しかし、果物に含まれる栄養は重要なので、摂取をやめるのは現実的ではありません。適切な方法で果物を楽しみつつ、歯へのダメージを抑えることが可能です。
酸によるエナメル侵食を防ぐ対策
酸性の果物による歯の侵食を抑えるために、以下のポイントを参考にしてください。
- 1日の果物摂取量は、食事ピラミッドが示すように、成人で2〜4回分(約200〜400g)に抑える。
- 果物を食べた後は水で口をすすぐ、またはアルカリ性の食品(例:ナッツや乳製品)と一緒に摂ると、口内の酸性を中和しやすくなります。
- 歯磨きは、果物を食べてから少なくとも1時間後に行う。酸によりエナメルが柔らかくなっている状態でブラッシングすると、逆に磨耗が進む可能性があります。
日常的にこれらの習慣を取り入れることで、果物の栄養は享受しつつ、歯の健康を守ることができます。
