乳児の歯を健康に保つ方法
乳歯の重要な役割
乳歯(乳歯)は、将来の永久歯の位置を保つ「スペースキーパー」の役割を果たします。乳歯が正しく機能しないと、虫歯や外傷で早期に失われ、永久歯が正しく生えてこない恐れがあります。早期の口腔ケアは、乳歯の早期喪失を防ぎ、子どもに正しい口腔習慣を身につけさせるために重要です。
乳児の歯茎を拭く
授乳後に赤ちゃんの口内を確認すると、乳首や口の隅々にミルクが残っていることがあります。ミルクに含まれるラクトースは糖分で、細菌のエサになります。1日1回は、柔らかく湿らせたベビー用ガーゼで歯茎を優しく拭き、残留した糖分を取り除きましょう。また、飲料水にフッ素が含まれていない場合は、歯科医の指導のもとフッ素ドロップを使用すると効果的です。できるだけおしゃぶりの使用は控え、歯列の不自然な動きを防ぎます。
小児の歯磨き
18か月頃の子どもは自分で歯を磨くことはできませんが、乳歯はすでに多数生え揃っています。子ども用の小さめの歯ブラシに、低フッ素・低刺激の子ども用歯磨き粉を少量つけて磨きましょう。大人用のミント系歯磨き粉は刺激が強すぎることがあります。子どもが許す限り、1日最低1回は前歯・奥歯・舌まで丁寧にブラッシングします。歯と歯の間に隙間ができたら、可能であればデンタルフロスで補助的にケアすると、口腔衛生の習慣が身につきます。フッ素ドロップは継続し、子どもが成長したらチュアブルタブレットに切り替えても構いません。
哺乳瓶口腔症候群(ベビーボトルマウス)
就寝中に哺乳瓶を口にしたままにすると、ジュースに含まれる果糖やミルクのラクトースが夜間に歯に付着し、急速に虫歯が進行します。放置すると乳歯が広範に崩壊し、永久歯の発育に深刻な影響を及ぼすことがあります。治療は小児歯科専門医(ペドドンティスト)が行い、必要に応じて固定具や鎮静、IV鎮静などが用いられます。予防は、就寝時に哺乳瓶を使用しないこと、毎日の口腔ケアを徹底することです。
