義歯用クリームの危険性とは?
米国だけで3,500万人以上が義歯を使用しており、その多くが義歯クリームで義歯の固定を行っています。義歯使用者は、食事や会話、笑い、咳、くしゃみの際に義歯が外れないよう、クリームに頼っています。しかし、便利な反面、使用に伴う健康リスクも存在します。
義歯クリームの主な成分
- 製品ごとに配合成分は異なりますが、メーカーは成分表示義務がないため、詳細を把握しにくいです。
- 一般的に含まれる成分は、亜鉛、ポリビニル酢酸(チューインガムにも使用)、カルボキシメチルセルロースナトリウム、グリセリン由来の成分などです。
健康への危険性
- 特に問題となるのは亜鉛です。長期間にわたり亜鉛を含むクリームを使用すると、体内の銅濃度が低下します。銅はヘモグロビンの合成に不可欠で、血液の酸素運搬に関わります。
過剰摂取時の症状
- HDLコレステロールの低下、皮膚トラブル、銅欠乏による貧血、足首のむくみなどが報告されています。これらの症状が現れたら、医師に使用状況を伝えましょう。義歯クリームが原因の疾患は診断が遅れがちです。
対策と選び方
- 購入時は「無亜鉛」表示の製品を選びましょう。パッケージに「zinc‑free"」や「無亜鉛」の表記がない場合は購入を控えてください。
- 無亜鉛製品は近年増えており、安心して使用できますが、メーカーの主張だけでなく、成分表記を確認する習慣が大切です。
