親知らず除去手術:全身麻酔と局所麻酔の選び方
親知らずの抜歯は、手術そのものよりも麻酔や手術前の不安が気になることがあります。手術前に医師と相談し、最適な麻酔方法を選びましょう。
局所麻酔(リドカイン/ノボカイン)
局所麻酔は、歯茎の対象部位に薬剤を注射または塗布して麻酔します。意識は保たれ、眠くなることはありません。痛みはほとんど感じませんが、抜歯時に圧迫感を覚えることがあります。食事制限は不要です。
全身麻酔
全身麻酔を選択すると、手術前夜から飲食を控える必要があります。複数本の親知らずを抜く場合や不安が強い場合に適しています。吸入または注射で投与され、手術中は全く覚えていません。
全身麻酔は麻酔科医または看護師麻酔師が管理し、手術中のバイタルサインを監視します。手術当日は、楽な服装、同行者の確保、コンタクトレンズやアクセサリーの着用禁止が必要です。嘔吐、アレルギー反応、吐き気、感染症などの合併症が起こることがあります。
笑気ガス(亜酸化窒素)
笑気ガスは「笑いガス」とも呼ばれ、甘い匂いのある無色のガスです。吸入するとすぐに効果が現れ、止めるとすぐに回復します。痛みの感覚を軽減し、短時間の記憶喪失を引き起こすことがありますが、運転制限はなく、手術の2時間前まで軽食を取ることが可能です。
