顎関節症(TMJ)の主な兆候と症状
顎関節症(TMJ)は、上顎と下顎が接する顎関節に起こる障害です。症状が進行すると手術が必要になることもありますが、早期に適切な治療を受ければ症状を軽減し、日常生活を快適に送ることができます。
顎のポッピング・クリック音
口を開閉するときに顎からポップ音やクリック音が聞こえることがあります。食事中やガムを噛むとき、あくびや会話中にも起こり、音が小さく自分だけが聞く場合もあれば、周囲に聞こえるほど大きい場合もあります。
歯の食いしばり・いびき
無意識のうちに歯を食いしばる(クランチング)ことが頻繁に起こり、特に夜間に顕著です。食いしばりと同時に歯をすり合わせる(グラインディング)ことも多く、これが続くと歯が割れたり亀裂が入ったりします。
口が開かない(凍結感)
顎が部分的または完全に動かなくなる感覚です。軽度であれば自分で顎を動かして解除できることもありますが、顎関節が脱臼した場合や筋肉が緊張して硬直した場合は動かしにくくなります。特に朝起きた直後に食いしばりやグラインディングの影響で筋肉が凍結したようになることが多いです。
頭痛
顎関節や周囲の筋肉の緊張が頭部の筋肉に波及し、頻繁に頭痛を引き起こします。顎の痛みと同時に現れることが多いです。
首・肩のこり・痛み
顎の緊張が首や肩まで伝わり、筋肉のこりや痛みを感じます。姿勢の悪化や長時間のデスクワークと相まって不快感が増すことがあります。
めまい
顎の筋肉の過度な緊張が内耳に影響し、めまいを感じることがあります。これは顎関節症の中でも比較的高度な症状です。
耳鳴り(ティンパニー)
顎の筋肉の緊張が耳に伝わり、耳鳴りや聞こえにくさを引き起こすことがあります。こちらも進行した症状のひとつです。
