歯科矯正医になるまでに必要な期間は?

歯科矯正医になるまでの流れ

米国で矯正歯科医になるには、学部から専門研修まで合計で約10〜12年の学習と訓練が必要です。主なステップは以下の通りです。

1. 学士号取得(4年間)

まずは生物学・化学・物理学などの理系分野で学士号を取得します。基礎科学の知識と歯学部入学に必要な前提科目を学びます。

2. 歯学部(4年間)

学士号取得後、歯学部へ進学し、口腔衛生学、臨床技術、患者対応などを学びます。4年間のカリキュラムを修了するとDDS(Doctor of Dental Surgery)またはDMD(Doctor of Dental Medicine)の学位が授与されます。

3. 国家歯科医師試験(NBDE)

歯学部在学中または卒業後に、米国歯科医師国家試験(NBDE Part I・II)に合格する必要があります。基礎科学と臨床知識が問われます。

4. 矯正専門研修(2〜3年間)

歯科医師免許取得後、矯正歯科のレジデンシープログラムに応募し、2〜3年間の専門研修を受けます。咬合異常の診断・予防・矯正装置の設計・管理を学びます。

5. 矯正専門医試験(ABO)

研修修了後、米国矯正歯科医師会(ABO)の認定試験に合格すれば、矯正専門医(Board Certified Orthodontist)として認定されます。

6. 州ごとの免許取得

最終的に、勤務を希望する州の歯科医師免許を取得し、実際に診療を開始します。州ごとに追加の書類提出や手続きが必要です。

以上をすべて経ると、最低でも10年、場合によっては12年程度の期間が必要です。さらに研究や追加の専門研修を行う場合は、これ以上の時間がかかることもあります。

歯列矯正 - 関連記事