クラウンに電動歯ブラシは安全に使用できるか?
結論として、電動歯ブラシはクラウン(被せ物)でも安全に使用できます。米国歯科医師会(ADA)は、ADA認定シールが付いた電動・手動問わず、すべての歯ブラシをクラウンに使用することを推奨しています。また、UL(アンダーライターズ・ラボラトリーズ)などの安全機関の基準を満たす製品は、臨床試験で口腔組織や歯科修復物への安全性が確認されています。
エロージョンの証拠はなし
多くの歯科医師は、電動歯ブラシの毛先が多方向に回転するため、手動よりも効率的に汚れを除去できると勧めています。手でのブラッシングは1分間に約300回のストロークですが、電動歯ブラシは約30,000回です。1997年にアイオワ大学歯学部、2008年にパシフィック・デンタル・インスティテュート(オレゴン州)で実施された研究では、電動歯ブラシがクラウンに摩耗や損傷を与えることは確認されませんでした。
クラウンの種類と耐久性
- 全セラミック(オールポーセリン)クラウンは最も耐久性が低いです。
- 金属クラウンは最も耐久性が高いものの、審美面での評価は低いです。
- ポーセリンメタル(PFM)クラウンは、耐久性と審美性のバランスが取れた人気の選択肢です。
クラウンのトラブルを防ぐ方法
- 粘り気や弾力のある食べ物(ガム、キャラメルなど)は、クラウンが外れる原因になるので避けましょう。
- 硬くてカリカリした食べ物は、クラウンを破損したり外れさせたりする恐れがあります。
- フロスを使用する際は、歯と歯の間から横方向に抜くようにし、クラウンを持ち上げないよう注意してください。
問題が疑われる場合
クラウンが緩んでいる、または外れそうだと感じたら、すぐに歯科医師に相談しましょう。
清掃が鍵
ADAは、手動、電動、またはソニックのいずれの歯ブラシでも、毎日のブラッシングを推奨しています。クラウンがあるかどうかに関わらず、定期的な歯の清掃が口腔衛生を保つ最も重要なポイントです。
