ホワイトストリップ使用時のリスクとは?
歯のホワイトニングは米国で最も人気のある美容歯科処置のひとつです。Consumer Reportsによると、2008年だけで家庭用ホワイトニングキットに3億4300万ドルが費やされました。その中でも手軽に使用できるのが「Crest Whitestrips」キットです。柔軟なストリップに過酸化物がコーティングされており、3日間の使用で歯が白くなると宣伝されていますが、過酸化物製品全般に共通するリスクがあります。
歯と歯茎の知覚過敏
メーカーは臨床試験で安全性を確認していますが、使用中に一時的に知覚過敏が起こることがあります。歯磨き直後や歯科治療後すぐは歯と歯茎が敏感になるため、使用を控えてください。過敏が出た場合は2日おきに使用し、症状が続く場合は中止することが推奨されています。
虫歯や歯周病がある場合の使用注意
未治療の虫歯や歯周病、歯肉炎がある場合はWhitestripsの使用を避けるべきです。これらの状態では過酸化物が歯の内部へ浸透しやすく、痛みや二次的な虫歯の原因になる可能性があります。歯肉炎があると、過酸化物が敏感な歯茎をさらに刺激してしまう恐れがあります。
天然歯と補綴物の色差
Whitestripsは天然のエナメル質のみを白くします。クラウン、ブリッジ、ベニア、詰め物、入れ歯などの補綴物は変色しません。そのため、自然歯と補綴物の色が不均一になり、目立つ色差が生じます。また、矯正装置(ブレース)を装着したまま使用すると、ブレースで覆われていない部分だけが白くなり、装置除去後に白いラインが残ります。ブレース自体も過酸化物の影響で変色することがあります。
アレルギー
製品に含まれる成分にアレルギーがある場合は、使用前に必ずラベルを確認してください。既知のアレルギーがある方は、歯科医師に相談し、代替のホワイトニング方法を選択することが重要です。
