黒や濃い茶色の経血とは?原因と意味を徹底解説
黒や濃い茶色の経血は、ほとんどの場合「古い血液」のサインです。月経中にパッドやタンポンに黒い斑点や濃い茶色のシミが付く場合、血液が子宮や膣内に1日以上滞留した後に排出されたことを意味します。大量の月経や血液の塊ができたときに起こりやすいです。
ただし、基礎疾患が隠れていることもあるため、注意が必要です。
黒・濃茶色の経血が現れる主な原因
古い血液:最も一般的な原因です。血液が酸化して色が暗くなります。
血液の塊(血餅):月経時に子宮内膜が剥がれ落ちる際に血餅ができ、これが黒や濃茶色に見えることがあります。
着床出血:受精卵が子宮内膜に着床する際に起こる軽い出血で、月経が来る頃に濃い茶色の点状出血として現れることがあります。
流産:妊娠20週未満の流産では、黒や濃茶色の出血が見られることがあります。腹痛や痙攣を伴うことが多いです。
子宮外妊娠:受精卵が子宮外(主に卵管)に着床した場合、黒や濃茶色の出血が出ることがあります。腹痛、吐き気、嘔吐を伴うことが多いです。
性感染症(STI):クラミジアや淋菌などの感染が原因で、黒や濃茶色の出血が起こることがあります。
子宮筋腫:子宮内外にできる良性腫瘍で、月経が不規則になり、黒や濃茶色の斑点が出ることがあります。
子宮内膜症:子宮内膜組織が子宮外に増殖し、月経が濃くなることがあります。
子宮腺筋症:子宮筋層に内膜組織が入り込み、重い月経や濃い色の出血が見られます。
がん(子宮体がん・子宮頸がん):稀ですが、黒や濃茶色の出血ががんのサインになることがあります。
受診の目安
以下のような症状がある場合は、早めに産婦人科を受診してください。
- 腹痛や激しい痙攣が続く
- 吐き気・嘔吐を伴う
- 出血が急に増える、または長時間続く
- 妊娠の可能性があるが出血がある
黒や濃茶色の経血は多くの場合は問題ありませんが、上記のような危険信号があるときは医師の診断が必要です。
