歯の外傷

スポーツやポップコーン・氷など硬いものを食べる際、歯が割れたり抜け落ちたりすることがあります。早期に処置すれば歯を残すことが可能です。まずは歯科医へ受診し、痛みが強い場合は市販の鎮痛剤を指示通り服用してください。ただし、錠剤を直接歯や歯茎に当てるのは避けましょう。外傷予防には、スポーツ時のマウスガード着用、硬い食べ物の注意、歯を工具代わりにしないことが重要です。

虫歯

プラークという薄い細菌層が歯の表面に付着し、エナメル質を溶かして虫歯を進行させます。初期の虫歯は自覚症状がなく、進行すると歯や歯茎に痛みが出ます。歯科医は詰め物で治療します。予防はバランスの取れた食事、毎日のブラッシングとフロス、定期的な歯科検診です。特に奥歯は清掃が難しいため、シーラントで保護すると効果的です。

歯周病

歯周病(歯肉炎・歯周炎)は歯茎の腫れ・出血・口臭を伴います。初期の歯肉炎は適切に治療すれば進行を防げますが、放置すると歯槽骨が破壊され、歯が抜け落ちたり位置がずれたりします。予防は禁煙、糖尿病など基礎疾患の管理、毎日の歯磨きとフロス、定期的な歯科チェックです。

歯の膿瘍(根尖性歯周炎)

虫歯や外傷が原因で歯の内部に感染が広がると膿がたまり、歯自体や顎、周囲の歯茎に激しい痛みを引き起こします。治療は根管治療と抗生物質の投与です。現在は根管治療で多くの歯を保存でき、抜歯は最後の手段となります。放置すると顎骨まで感染が広がり、抜歯が必要になります。

歯ぎしり(ブラキシズム)

ストレスや睡眠時の無意識的な動作で歯をこすり合わせると、歯や歯茎の痛み、頭痛、顎関節の違和感が生じます。治療法は夜間用のマウスピース、筋弛緩剤、必要に応じて心理的アプローチです。