歯の感染は口内の他の部位に広がることがありますか?
はい、適切かつ迅速に治療しないと、歯の感染症は口内の他の部位へ広がる可能性があります。以下に主な拡がり方を紹介します。
顎骨への拡がり
感染が歯根を超えて顎骨に達すると、顎骨髄炎(オステオミュレリティス)を引き起こします。激しい痛み、腫れ、口を開けにくくなる症状が現れ、放置すると顎骨が大きく損傷します。
歯茎への拡がり
感染が歯に留まらず歯茎に広がると、歯周炎や歯肉炎を招きます。歯茎の炎症、出血、退縮が見られ、進行すれば歯槽骨が失われ、最終的に歯が抜け落ちることがあります。
隣接歯への拡がり
近くにある歯へ感染が伝わることもあります。顎骨内の小さな通路や歯髄腔を通じて細菌が移動し、隣の歯でも痛みや腫れ、知覚過敏が起こります。
血流への侵入
稀ですが、重度の歯感染が血流に細菌を放出し、菌血症や敗血症を引き起こすことがあります。発熱、悪寒、倦怠感、意識障害などの症状が現れ、直ちに医療機関での対応が必要です。
感染拡大を防ぐためには、歯の痛みや腫れなどの症状が続く場合は速やかに歯科医を受診してください。根管治療や抜歯、抗生物質の投与など、適切な処置で感染を抑え、拡がりを防止します。
