母乳に含まれるビフィダス因子の働きと効果

ビフィダス因子とは

ビフィダス因子は母乳に含まれる炭水化物系成長因子で、腸内の善玉菌の増殖を促進し、消化管感染症の予防に役立ちます。

何をするか

  • 腸内フローラは健康維持に不可欠です。ビフィダス因子はタンパク質が少なく、乳糖が豊富で、腸内での発酵を助け、酸性環境を作り出します。この酸性環境は有害菌の増殖を抑制します。

授乳時の効果

  • ビフィダス因子はビフィドバクテリウス(Lactobacillus bifidus)の増殖を促し、乳児を有害菌から守ります。酸の産生を刺激し、消化管を保護します。

病気抵抗性

  • ビフィダス因子は母乳の中でも古くから知られる病気抵抗性成分です。母乳は新生児に最適な食事とされ、その一因がビフィダス因子による善玉菌の促進です。母体の免疫系が有害菌に対抗する抗体を作り出す仕組みは完全には解明されていませんが、確かな効果があります。

母乳に含まれるビフィダス因子の特徴

  • 母乳を通じて乳児の腸内にビフィドバクテリウスが定着すると、腸内pHが低下し、有害菌の増殖が抑えられます。母乳を飲んだ乳児の便にはビフィダス菌が検出されますが、保存するとこの成長因子は活性を失います。

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