赤ちゃんの静かな逆流(無症候性逆流)に対処する方法
自宅でできる対策
- 母乳育児を優先し、できるだけ母乳を与える。母乳は消化が早く、逆流のリスクが低い。
- 母乳でも症状が続く場合は、母親の食事を見直す。カフェイン、乳製品、辛い食べ物などを控えて様子を見る。
- 授乳や哺乳瓶での食事時は、赤ちゃんを30度以上の角度で抱き、背筋をまっすぐに保つ。空気の飲み込みを防ぎ、胃に食べ物がたまりやすくなる。
- 少量・頻回に与える。少量の方が消化しやすい。
- 哺乳瓶の場合は、1〜2オンス(30〜60ml)ごとにげっぷをさせる。母乳の場合は、乳房を交代するたび、または赤ちゃんが吸うのを止めたときにげっぷをさせる。
- 哺乳瓶の乳首は赤ちゃんの吸い方に合うものを選び、空気の吸い込みを最小限にする。
- 授乳後は少なくとも20分は仰向けにせず、背筋をまっすぐに保つ。重力で胃の中のミルクが下がりやすくなる。
- 授乳後20分間は笑わせたり泣かせたり、過度な刺激を避ける。刺激は逆流を誘発しやすい。
- 授乳直後にバウンサーやスイング、ベビーカーなどで赤ちゃんを前かがみの姿勢にしない。胃に圧力がかかり逆流しやすくなる。
- 煙やほこり、カビなど呼吸を妨げる環境は避ける。これらは逆流を悪化させることがある。
- ベビーベッドの頭部を30度程度高くする(ベッド用クッションや厚めの本などを使用)。体を傾けて胃の中のミルクが逆流しにくくなる。
薬物療法
上記の対策を試しても症状が改善しない場合は、小児科医に相談し、処方薬を検討する。赤ちゃん用の抗酸剤やプロトンポンプ阻害薬が処方されることがある。
