乳児の発作障害

脳の化学バランスの乱れや神経障害が原因で、脳の神経細胞が異常に早く活動し、発作(けいれん)が起こります。感染症、頭部外傷、先天性の異常などが原因となりますが、原因が不明で繰り返す場合はてんかんと診断されます。乳児で発作が疑われる場合は、速やかに医師の診断を受けることが重要です。

タイプ

  • 最も一般的な乳児の発作は熱性けいれんです。体温が約39℃(102°F)以上になると起こります。泣き叫び中に息を止めたり、軽い外傷が原因で発作が起きることもあります。
  • 原因が明確でないてんかん性の発作もあります。外傷や熱がなくても起こり、成長とともに自然に治る場合もあれば、生涯にわたって続くこともあります。

症状

  • 熱性けいれんの主な症状は、よだれ、嘔吐、眼球回転、筋肉のけいれん、意識喪失などです。
  • てんかん性の発作では、ぼんやりと見つめる、反応が鈍くなる、筋肉の痙攣や全身のけいれんが見られます。

発作の持続時間

  • 熱性けいれんは数秒から最大で15分程度です。てんかん性の発作も数秒から30分まで様々です。

影響

  • 多くの発作は長期的な後遺症を残しませんが、5分以上続く発作は脳にダメージを与える恐れがあります。長時間の発作が続く場合は小児神経科医に相談し、適切な管理を行うことが重要です。

対処と治療

  • 発作中は赤ちゃんを仰向けから横向きに慎重に寝かせ、唾液で窒息しないようにします。周囲の危険物は取り除き、口に何も入れないようにしてください。発作が5分以上続く、または呼吸困難が見られる場合は直ちに救急(119)へ連絡します。
  • 熱性けいれんは通常薬物療法を行いませんが、てんかん性の発作には抗てんかん薬が使用されます。

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