赤ちゃんの口腔カンジダ症(口内炎)の治療と予防
赤ちゃんの治療法
赤ちゃんの口内に白い斑点やミルクの残留物が見られる場合、カンジダ酵母による口腔カンジダ症(口内炎)と考えられます。小児科医は以下の抗真菌薬を処方します。
- ニスタチン懸濁液:1日4回、口腔内に滴下します。重症の場合は、綿棒に薬剤を付けて頬や舌に直接塗布します。
- ミコナゾールジェル:少量を優しく口腔内に塗ります。喉の奥や飲み込みやすい部分は避け、飲み込んでも問題ありません。
母親の治療法
出産前に酵母感染(膣の厚い白い分泌物)が疑われる場合は、産科医に相談し、クリームや以下のセルフケアを行います。
- 氷嚢で外陰部を冷やす。
- 綿素材の下着を着用する。
- ヨーグルトを摂取して乳酸菌を補う。
授乳中に赤ちゃんが口腔カンジダ症を発症した場合、母乳の乳頭にも酵母が付着している可能性があります。医師は母親にも抗真菌薬の使用を勧めます。
- 乳頭にニスタチン軟膏を塗布し、感染拡大を防止します。
- 赤ちゃんへの口腔内治療と合わせて、数週間続けることで完治します。
予防策
- 授乳後や哺乳瓶使用後に、滅菌した水で赤ちゃんの口内を軽くすすぎ、ミルク残留物を除去する。
- 哺乳瓶、人工乳首、指しゃぶりは毎回洗浄・滅菌し、完全に乾燥させてから使用する。
- 訪問者や家族が赤ちゃんの口に指を入れないように注意する。
- 授乳中は乳頭を自然乾燥させ、過度に濡れた状態を避ける。
