赤ちゃん用シャンプーに潜む有害成分と選び方のポイント

赤ちゃんの免疫システムはまだ未熟で、外部からの刺激に敏感です。入浴は清潔を保つために欠かせませんが、使用するシャンプーに有害な成分が含まれていると、逆に健康リスクを高める恐れがあります。ここでは、ベビーシャンプーに含まれがちな問題成分と、安全な製品を選ぶためのポイントをご紹介します。

Sodium Laureth Sulfate(SLES)

SLESは多くの個人用衛生用品に使われる界面活性剤です。SLESを含む製品には、国際がん研究機関(IARC)が「ヒトに対し発がん性の可能性がある」(Group 2B) と分類した1,4-ジオキサンが混入していることがあります。直接的な健康被害は少ないものの、できるだけ無添加のシャンプーを選ぶことをおすすめします。

フタル酸エステル(Phthalates)

フタル酸エステルは、ベビーシャンプーや粉ミルクに含まれることが報告されており、尿中で濃度が上昇することが確認されています。2008年の米国消費者製品安全改善法では、DEHP、DBP、BBP などのフタル酸エステルは0.1%以上の濃度での使用が禁止されています。フタル酸エステルは発がん性が指摘されているため、成分表に記載がなくても注意が必要です。

化学合成香料

乾燥肌や敏感肌の赤ちゃんには、香料が添加されたシャンプーは避けた方が安全です。化学合成香料はフタル酸エステルの主要な供給源であり、法律上は個別成分の表示が義務付けられていません。代替として、エッセンシャルオイルを使用したオーガニックベビーシャンプーを選ぶと良いでしょう。

ホルムアルデヒド

ホルムアルデヒドは、目や喉の刺激、吐き気、呼吸困難を引き起こす可能性があります。EUでは製品中の最大濃度を0.2%に制限し、0.05%を超える場合は警告表示が義務付けられています。許容範囲内でも赤ちゃんの皮膚は敏感なため、できるだけ含有量が低い、または無添加の製品を選びましょう。

安全なベビーシャンプーを選ぶ際は、成分表を確認し、無添加・低刺激を謳う製品を優先してください。

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