赤ちゃんのけいれん(発作)―症状・原因・診断と対処法

けいれんとは

けいれんは脳内の電気活動が急激に異常に高まることで起こり、短時間の間に行動や意識が変化します。病気そのものではなく、さまざまな疾患や状態の症状として現れます。

赤ちゃんにもけいれんは起こるか?

新生児や乳児でもけいれんは起こり得ます。疑いがある場合は、症状をメモしてすぐに小児科医に相談しましょう。

症状

健康な赤ちゃんでも不規則な動きが見られ、けいれんと混同しやすいですが、以下のポイントで見分けられます。

  • 衣服を替えると必ず揺れる場合は、単なる不快感の表れかもしれません。
  • 起床直後に体が震えることはよくあります。
  • 腕を優しく支えても動きが止まらない場合は、けいれんの可能性があります。
  • 動きが体の片側だけに限られる、または両手足が同時に同じように動く場合は注意が必要です。
  • けいれん中は赤ちゃんが反応しにくく、特に新生児では意識が低下します。

原因

赤ちゃんのけいれんの原因は多岐にわたり、特定が難しいことがあります。主な原因は次の通りです。

  • てんかん:5歳未満で発症することが多い。
  • 代謝異常や糖尿病、脳外傷など。
  • 脳卒中(乳児でも起こり得る)や中毒、髄膜炎。
  • 稀な血液疾患(溶血性尿毒症症候群)など。
  • 先天性の良性新生児痙攣(遺伝性または突然変異)※9か月までに自然に消失。
  • 熱性けいれん:熱が原因で起こる比較的良性の発作で、通常は1回限り。

診断

原因が多様なため、血液検査やCT(コンピュータ断層撮影)など幅広い検査が行われます。

EEG(脳波検査)はけいれんの診断に有効ですが、乳児の脳波は解釈が難しく、小児神経科医の判断が必要です。

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