乳児のリンパ球数が高い理由とは?
乳児の白血球とリンパ球の特徴
新生児は成人に比べて総白血球数(WBC)が高く、出生後数週間で徐々に減少します。絶対リンパ球数(ALC)は成人よりやや高いことがありますが、相対リンパ球数(RLC)は通常低めです。
新生児でALCが高くなる要因
- 胸腺でのリンパ球産生が活発
- リンパ球のアポトーシス(自然死)が抑制
- 骨髄から血液へのリンパ球の放出が増加
RLCが低い理由
新生児は好中球(ニュートロフィル)が多く、これが相対的にリンパ球の比率を下げます。好中球は細菌感染に対する防御に重要です。
臨床での注意点
新生児のWBCとALCは定期的に測定され、正常範囲内かどうかが確認されます。数値が極端に高いまたは低い場合は、基礎疾患の可能性があるため、速やかな評価が必要です。
