赤ちゃんの髄膜炎

兆候

髄膜炎は症状が人によって異なるため見分けが難しいですが、主なサインは発熱、頭痛、首の硬直、光過敏です。その他、嘔吐、過度の眠気、呼吸困難、発疹、手足の冷感、下痢、授乳拒否、イライラ、寒気、皮膚の斑点などが見られます。早期の治療が必要で、診断は医師にしかできません。

ウイルス性髄膜炎

ウイルス性髄膜炎は比較的軽症で、約10日で自然に回復することが多いです。治療が必ずしも必要ではありませんが、症状が出たら必ず小児科医を受診し、経過観察と必要に応じた対症療法を受けることが重要です。

細菌性髄膜炎

細菌性髄膜炎は非常に重症で急速に進行します。発症後すぐに抗生物質の静脈投与が必要で、入院期間は2週間程度になることがあります。症状が出てから1日以内に適切な医療を受ければ、治癒率は約85%です。ウイルス性か細菌性かは症状だけでは区別できないため、自己判断は絶対に避け、必ず医師の診断を受けてください。

原因

髄膜炎は主にエンテロウイルス、単純ヘルペスウイルス、B群溶血性レンサ球菌(GBS)、インフルエンザ菌b型(Hib)などが原因です。なぜ一部の子どもが感染するのかは明確ではありませんが、免疫力が低下している、重度の頭部外傷がある、鎌状赤血球病などの基礎疾患を持つ子どもはリスクが高くなります。新生児は母親がGBSに感染している場合、出産時に感染することがあります。

予防

完全に防ぐことはできませんが、ワクチン接種で主要な原因菌に対する予防は可能です。インフルエンザ菌b型(Hib)、肺炎球菌、髄膜炎菌(N. meningitidis)のワクチンを適切な時期に接種しましょう。妊娠中の母親はGBS検査を受け、陽性の場合は抗生物質投与が推奨されます。髄膜炎はインフルエンザほど感染力が強くないため、密接な接触が主な感染リスクとなります。

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