乳児におけるRSV(呼吸器合胞体ウイルス)の兆候と症状

呼吸困難

RSVに感染すると、赤ちゃんの呼吸が苦しくなります。鼻水、咳、喘鳴(ぜんめい)が見られたら小児科医に連絡し、症状が重い場合はすぐに救急科へ。胸骨の下がへこんだり、呼吸ごとにお腹が上下する場合は、呼吸困難のサインです。

発熱

呼吸困難と同時に熱が出たら、RSVの可能性が高まります。小児科医に連絡し、必要に応じてタイレノール(アセトアミノフェン)で体温を下げましょう。熱は体が病原体と戦っているサインですので、放置せずに医療機関を受診してください。

イライラ・不機嫌

呼吸が苦しいと赤ちゃんは不快感からイライラします。泣き止まない、通常より機嫌が悪いときは、他のRSV症状と合わせて早めに受診しましょう。コリックと勘違いしないことが重要です。

入院時の対応

病院では血液検査でRSVを確認し、血中酸素濃度をモニタリングします。酸素飽和度が95%以下に低下した場合は、肺炎や気管支炎を合併している可能性があり、入院が必要です。

診断後は、クールミスト加湿器付きのテントベッドに入れ、酸素濃度を継続的に測定します。点滴で水分と薬を投与し、呼吸療法士がアロテロール吸入治療を行い、粘液を緩め気道を拡げます。

在宅治療のポイント

軽症の場合は自宅での管理が可能です。医師の指示でネブライザーによる吸入治療を行い、就寝時は頭部を高くして咳を促します。小さな部屋にクールミスト加湿器を置き、痰を出しやすくします。熱があるときはタイレノールで体温管理をし、適切なアセトアミノフェンの投与量は小児科医に確認してください。

食欲が低下しても無理に食べさせず、飲めるだけ与えます。1日3回以上の尿が出ているか(おむつが濡れているか)で脱水をチェック。RSVは通常3週間で自然に改善しますが、症状が改善しない場合は再受診を。

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