凍傷の対処法と回復ステップ
凍傷は皮膚とその下の組織が文字通り凍結してしまう深刻な状態です。寒冷、風、湿気、血行不良が原因となります。冷たい環境で過ごす際は、手・足・顔・耳をしっかり覆うゆったりとした重ね着を心がけましょう。凍傷が疑われたら、迅速な処置が不可欠です。放置すると深刻な組織損傷や感染、最悪の場合は切断につながります。
必要なもの
- 暖かい場所
- ぬるま湯(約37〜40℃)
- 滅菌された布
- 乾いた衣類
回復手順
- 凍傷の状態を確認する:凍結痕(初期段階)はチクチク感と皮膚が白くなるだけです。表在性凍傷は水ぶくれができ、灰色や黄色に変色します。深部凍傷は皮膚が硬く白くなり、水ぶくれが広がります。
- 凍結痕が疑われたら動かす:足指や手指を曲げ伸ばし血流を促します。腕を回す、速歩するなど全身を動かすことで、血液循環が改善され、凍結痕は回復することがあります。
- 暖かい場所へ移動する:表在性・深部凍傷の場合は、すぐに寒さから離れ、風除けできるシェルターや建物の中に入ります。屋外で暖かい場所が確保できないときは、風から身を守る場所で待機しましょう。
- 濡れた衣類や締め付けるものを除去する:濡れた服は凍傷を悪化させます。時計、ヘッドバンド、靴下などの締め付け具も外し、血行を妨げないようにします。
- ぬるま湯で温める:凍傷部位を37〜40℃のぬるま湯に20分間浸します。熱湯はショックとなり組織をさらに損傷するため絶対に使用しないでください。浸せない部位は、温かい布を当てて同様に温めます。
- 滅菌布で包む:指や足指はそれぞれ個別に滅菌布で包み、再凍結を防ぎます。
- 温かい毛布や乾いた衣類で覆う:徐々に体温を上げるため、温かい毛布や乾いた衣類で凍傷部位を覆います。
- 再凍結のリスクがある場合は温めを中止する:凍傷部位が再び凍結しそうな状況では、温めを止めて安全な場所で保温し続けます。
- 医療機関を受診する:凍傷は神経が凍結しているため痛みが感じにくく、症状の重さが分かりにくいです。必ず医師の診察を受け、適切な処置を受けましょう。
