水銀式基礎体温計の正しい読み方と測定手順
はじめに
水銀温度計は破損すると有害な水銀が漏れ出すため、現在ではほとんど流通していません。多くの国や地域で販売が禁止されており、入手は極めて困難です。
それでも、0.2°F(約0.1℃)程度の微細な体温変化を正確に捉える必要がある場合は、基礎体温計が必須です。基礎体温計は0.1℃単位で表示され、排卵のタイミングを把握したり、妊娠の有無を確認したりする際に利用されます。
現在市販されている基礎体温計はほとんどが水銀フリーで、銀の熱膨張液が使用されています。
必要なもの
- 基礎体温計(銀式)
測定手順
- 温度計を振り下げる
ガラス端をしっかり握り、下向きに勢いよく振って液体の銀線を96.5°F(約35.8℃)以下に下げます。そのままベッドサイドに置き、就寝します。 - 起床後すぐに測定する
起きたらすぐに温度計を舌の下に入れ、ベッドから出る前に測定を完了させます。口を軽く閉じ、温度計を噛まないよう注意してください。 - 口内に保持する
温度計を5〜7分間口の中に保ちます。電気式温度計のようにすぐに結果が出るわけではなく、体温が銀液を徐々に温めて読み取りが完了します。 - 結果を読む
測定が終わったら温度計を光源に向け、銀線の先端が止まっている位置を確認します。銀線の終点に最も近い目盛りが基礎体温です。
※測定は毎朝同じ時間、同じ体位で行うことが推奨されます。
