モーニングアフターピルの副作用と注意点
概要
モーニングアフターピル(Plan BやNext Choiceなどのブランド名で販売)は、避妊失敗や無防備な性交後に妊娠を防ぐための緊急避妊薬です。性交後72時間以内に服用する必要があります(米メイヨークリニック)。
作用機序
主に以下のいずれかの方法で妊娠を防ぎます。
- 卵子の受精を防ぐために精子の卵子への到達を阻害する。
- 受精卵の子宮内膜への着床を妨げる。
- 排卵そのものを遅らせ、受精の機会を減らす。
種類
モーニングアフターピルは大きく2種類に分かれます。
- レボノルゲストレル単剤(例:Plan B)
- レボノルゲストレルとエストロゲンの併剤(例:Next Choice)
どちらも通常の経口避妊薬と同じ成分ですが、ホルモン量がはるかに高く設定されています。
主な副作用
服用後に最も多く報告される副作用は以下の通りです。
- 吐き気・嘔吐
- 胸の張りや痛み
- 月経周期の変化(出血が早まる・遅れる)
- めまい、頭痛、倦怠感
重篤な副作用はほとんど報告されていませんが、症状が続く場合は医師に相談してください。
薬物相互作用
以下の薬剤はモーニングアフターピルの効果を低下させる可能性があります。
- バルビツール酸系薬剤
- 一部の抗てんかん薬(例:フェニトイン、カルバマゼピン)
- 特定の成長ホルモン製剤
現在服用中の薬やサプリメントがある場合は、必ず医師または薬剤師に伝えてください。
使用上の注意
- 17歳未満の方は医師の処方が必要です。
- 糖尿病などの基礎疾患がある場合は、服用前に医師の判断を受けてください。
- 妊娠の中絶を目的とした使用ではありません。
- 効果は服用が早いほど高く、72時間以内の服用が推奨されます。
緊急避妊は計画的な避妊の代替ではありません。日常的に避妊を希望する場合は、定期的な経口避妊薬やIUDなどの長期避妊法を検討してください。
