帝王切開後の母親のための食事と健康のヒント

帝王切開は大きな腹部手術です。カリフォルニア・パシフィック・メディカル・センターは、産後の新しいお母さんは手術からの回復と新生児の世話という二つの課題を同時に抱えていることを指摘しています。アメリカ妊娠協会によると、産後は母体の死亡率が最も高くなる時期です。十分な支援・休息・適切な食事をとることで、帝王切開後の回復を促しましょう。

身体活動のポイント

  • 帝王切開後は赤ちゃん以上の重さのものは持ち上げないでください。

    手術後は、赤ちゃんより重いものは持たないようにしましょう。家事は家族やパートナーに手伝ってもらい、赤ちゃん用品はベビーベッドや授乳チェアの近くに置いておくと便利です。曲げる、階段の上り下り、重いものを持ち上げる動作は避け、可能な限りベッドで安静に過ごすことが推奨されます。アメリカ妊娠協会は、手術後2週間はできるだけ横になり、休養を取ることで回復が早まると述べています。

    子宮が縮むにつれて出るロキア(産後出血)の量と色は変化します。急に出血が増えたり、赤みが強くなったりしたら、無理をしているサインかもしれません。軽い散歩やゆっくり揺らす動作は、腸の動きを促しガスを排出するのに役立ちます。

食事のポイント

  • 亜麻仁油は便秘緩和に役立ちます。

    帝王切開後は、水分を十分に摂り、繊維質の多い食品で便秘を防ぎましょう。温かく栄養価の高いスープは消化が良くおすすめです。加工されたパスタや白いパンは便秘を招きやすいので控えてください。

    亜麻仁、ボラジオイル、イブニングプリムローズオイル、ヘンプオイルに含まれる脂肪酸は、腸の動きを整え、ガスや便秘の緩和に効果的です。手術中に抗生物質を使用した場合は、ヨーグルトなどのプロバイオティクスで腸内環境を整えると良いでしょう。

    授乳中は妊娠中と同じくらいのカロリーとタンパク質を摂取し、アリゾナ・ヘルス・サービスはビタミンCとタンパク質が傷の治癒を助けると推奨しています。

エクササイズのポイント

  • 散歩は優しい運動です。

    医師の許可が出たら、腹部の傷口を手や枕で支えながら、やさしいエクササイズを始めましょう。カリフォルニア・パシフィック・メディカル・センターは、最初の数日は傷口を保護することが重要としています。

    主なエクササイズ例:腹式呼吸、足首回し、ケーゲル、脚ブレース、脚ストレッチ、骨盤チルト、床上での腹筋、散歩。

    各エクササイズは1日3〜5回を目安に行います。
    腹式呼吸:息を吸いながら腹筋を外側に伸ばし、5秒キープ後にゆっくり吐きながら腹筋を引き締める。
    足首回し:仰向けに寝り、足首を時計回り・反時計回りにそれぞれ10回ずつ回す。
    脚ブレース:仰向けに寝り、足首を交差させて脚を伸ばし、太ももと臀部を締めて5秒キープ。
    脚ストレッチ:膝を曲げた状態で仰向けに寝り、背中を床につけたまま曲げた脚の足を上下に滑らせる。
    床上腹筋:頭と首を枕で支え、膝を曲げて顎を引き、膝に手を伸ばすように上体を起こす。5秒キープ。
    骨盤チルト:仰向けで膝を曲げ、骨盤を上げて背中の下部を床に押し付けるようにし、5秒キープ。

    ケーゲルは1日3回、3秒間の収縮を10回ずつ行い、徐々に1日50〜100回まで増やしましょう。骨盤底筋を締める感覚は、尿を止めるときに使う筋肉です。

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