医療中絶(妊娠中絶薬)とは?知っておくべきこと
医療中絶とは?
医療中絶(中絶薬)は、最終月経開始日から10週間までの妊娠を安全かつ効果的に終了させる方法です。ミフェプリックス(ミフェプリン)とミソプロストール(シトテック)の2種類の薬を自宅で服用します。
仕組みは?
最初の薬ミフェプリックスは妊娠維持に必要なホルモン「プロゲステロン」の働きを阻害します。続いて服用するミソプロストールは子宮を収縮させ、妊娠組織を排出させます。
主な副作用
- 膣出血と腹痛
- 吐き気・嘔吐
- 下痢
- 頭痛
- 倦怠感
- 寒気
- 発熱
多くは数日で自然に収まります。
効果はどれくらい?
正しく使用すれば約95%の妊娠で中絶が完了します。
リスク
- 大量出血
- 感染症
- 不完全中絶(追加治療が必要になる場合)
対象となる方・除外される方
妊娠10週以内であれば多くの女性が受けられますが、次のような方は医療中絶の対象外です。
- 子宮外妊娠(異所性妊娠)
- 心臓・肝臓・腎臓など重篤な基礎疾患がある方
- ミフェプリックスまたはミソプロストールにアレルギーがある方
受けるには?
まずは産婦人科医や認可医師に相談し、適応があるか確認します。医師が処方した薬を指示通りに服用します。
服用後の経過
最初の薬を服用して数時間以内に出血と腹痛が始まり、数日間続くことがあります。24〜48時間後に2剤目を服用すると、子宮が収縮し妊娠組織が排出されます。
服用後の過ごし方
- 安静にする
- 水分を十分に摂る
- 必要に応じて鎮痛剤を使用
- 激しい運動は控える
- 医師の指示を守る
次の妊娠はいつから可能?
中絶後7日ほどで排卵が再開するため、すぐに妊娠する可能性があります。妊娠を望まない場合は、すぐに避妊を開始してください。
医療中絶のメリット
- 侵襲性が低い
- 自宅で完結できる
- プライバシーが保てる
- 手術に比べ費用が安い
デメリット
- 手術に比べ完了までに時間がかかる
- 出血や腹痛が強くなることがある
- 手術ほどの成功率ではない(約95%)
- 提供医療機関が限られることがある
安全性は?
米国食品医薬品局(FDA)で承認され、世界中で何百万もの女性が使用している安全で効果的な方法です。
