妊娠中の女性がジカウイルスに注意すべき理由
1. 重篤な先天性欠損
妊娠中にジカウイルスに感染すると、特に小頭症(マイクロセファリー)などの重篤な先天性欠損が起こります。小頭症は頭部が異常に小さく、脳の発達が阻害される状態で、知的障害、発達遅延、成長不良、けいれんなど、生涯にわたる深刻な問題を引き起こします。
2. 流産・死産のリスク増加
ジカ感染は流産、早産、死産のリスクを高めることが報告されています。
3. 神経系の障害
小頭症に加えて、ジカ感染は新生児に眼の異常、聴覚障害、神経発達障害などの神経系の問題をもたらすことがあります。
4. ギラン・バレー症候群
妊娠中にジカウイルスに感染した女性は、筋力低下や麻痺、重症例では呼吸不全に至るギラン・バレー症候群を発症しやすくなります。
5. 先天性ジカ症候群(CZS)
妊娠中にジカに感染した母親から生まれた赤ちゃんは、先天性ジカ症候群と呼ばれる症状群を示すことがあります。主な症状は小頭症、眼や耳の異常、四肢の欠損などです。
予防策
妊娠中の女性は、ジカウイルスが流行している地域への渡航を避け、性行為の際はコンドームを使用し、蚊除け剤を適切に使用するなど、感染予防に努めることが重要です。
