妊娠初期にエクスタシー(MDMA)を摂取すると胎児にどんな影響があるか

妊娠中のMDMA(エクスタシー)使用が胎児に与えるリスク

MDMAは精神作用を持つ薬物で、胎盤を通過して胎児に到達します。特に妊娠初期は胎児の主要な器官が形成される時期であり、MDMAの影響は深刻な結果を招く可能性があります。

1. 口唇裂・口蓋裂

MDMAの使用は新生児の口唇裂や口蓋裂のリスクを増加させることが報告されています。これらは胎児期に上唇や口の天井が完全に閉じないことで生じる顔面奇形です。

2. 神経管欠損(脊髄披裂など)

神経管が正しく閉じないことで起こる神経管欠損、例えば脊髄披裂のリスクもMDMA使用と関連しています。

3. 低出生体重

MDMAを使用した妊婦から生まれた赤ちゃんは、使用しなかった妊婦の子どもに比べて出生体重が低くなる傾向があります。低体重は感染症リスクや発達遅延の原因となります。

4. 行動・認知の問題

母親が妊娠中にMDMAを使用した子どもは、注意欠陥・多動性障害(ADHD)や衝動性、学習・記憶障害などの行動・認知面での問題が高まるとされています。

5. 新生児の離脱症状

妊娠中にMDMAを常用していた場合、出生直後に赤ちゃんが刺激過敏、震え、けいれん、授乳困難といった離脱症状を示すことがあります。

リスクの程度は使用頻度・量、妊娠の時期、個人差によって異なりますが、妊娠中はエクスタシーやその他の違法薬物の使用を避け、胎児の健康を守ることが最も重要です。

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