自宅の妊娠検査がかすかな陽性でも、病院検査では陰性になることはあるのか?
自宅で手軽に購入できる妊娠検査は、尿中のヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を検出し、陽性・陰性の結果を示すものです。hCGは妊娠中に胎盤が分泌するホルモンで、検査は尿に含まれる濃度を測ります。
病院レベルの妊娠検査とは
医療機関で実施される検査は、より高感度・高精度で、尿や血液のサンプルを用いて極低濃度のhCGまで検出できます。通常はラボで分析され、結果は数時間以内に出ます。
自宅検査がかすかな陽性、病院検査が陰性になる主な理由
1. 感度の違い
市販の妊娠検査は感度に差があります。中にはhCG濃度10 mIU/mL程度でも検出できるものがありますが、病院側の検査は25 mIU/mL以上を基準とすることもあります。尿中のhCGが非常に低い場合、家庭用検査は陽性を示す一方で、医療機関の検査は陰性になることがあります。
2. 検査機器の不具合
使用期限が過ぎていたり、手順を誤ったりすると、家庭用検査は偽陽性を出すことがあります。結果に疑いがある場合は、再度検査するか、血液検査で確認しましょう。
3. 化学的妊娠(化学妊娠)
受精卵が子宮内膜に着床したものの、早期に流産してしまうケースです。尿中のhCGは一時的に上昇するため、家庭用検査では陽性になることがありますが、血液検査では陰性になることが多いです。
4. 避妊薬の中止直後
ホルモン避妊薬の影響でhCG測定が乱れることがあります。避妊薬をやめた直後は、最低でも1週間は待ってから検査すると、誤った結果を避けられます。
5. hCGに影響を与える基礎疾患
卵巣嚢胞や甲状腺機能異常など、一部の疾患は尿中hCG濃度を変動させ、偽陽性を引き起こすことがあります。既往症がある場合は、医師に相談したうえで検査を行いましょう。
正確な結果を得るには
結果に不安があるときは、必ず医師に相談し、血液検査を受けることをおすすめします。血液検査はhCGを最も正確に測定できる方法です。
