妊娠中のアルコール摂取が胎児に与える影響

胎児性アルコール症候群(FAS)

妊娠中にアルコールを摂取すると、胎児性アルコール症候群という重篤な先天性障害が発生する可能性があります。成長遅延、顔面奇形、知的障害、行動や協調性の問題など、身体的・精神的に多岐にわたる障害が見られます。

その他のアルコール関連先天異常

FAS以外にも、心臓欠損、四肢の奇形、口唇口蓋裂などの先天性異常のリスクが高まります。

流産・死産のリスク増加

大量の飲酒は流産や死産のリスクを顕著に上昇させます。

早産・低出生体重

アルコール摂取は37週未満での早産や体重2,500g未満の低出生体重児の出産につながります。

新生児アルコール影響障害(NAE)

FASの診断基準を満たさなくても、胎児期にアルコールに曝露された子どもは、身体的・認知的・行動的・情緒的な長期的問題を抱えることがあります。これを新生児アルコール影響障害と呼びます。

その他の負の影響

脳の発達障害、行動・気分の変化、将来的な慢性疾患リスクの増大など、胎児の健康に多面的な悪影響が及びます。

妊娠中に安全なアルコール量は存在せず、完全に飲酒を控えることが最善です。飲酒をやめられない場合は、必ず医師に相談してください。

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