前立腺への影響

テストステロン濃度が高すぎると、前立腺肥大や前立腺がんのリスクが増加するとメイヨークリニックは指摘しています。ただし、現在の研究では、テストステロン療法が必ずしもこれらの疾患を引き起こすと断言できるほどのエビデンスは不足しています。

睡眠時無呼吸症候群

メイヨークリニックの情報によると、テストステロン療法は睡眠時無呼吸を誘発する可能性があります。睡眠時無呼吸は、睡眠中に呼吸が一時的に止まる状態です。

多血症(ポリサイトメイア)

テストステロン投与により赤血球が過剰に産生される「多血症」になることがあります。赤血球が増えると血栓ができやすくなり、心血管疾患のリスクが高まります。

脱毛・むくみ・乳房肥大

テストステロン療法は脱毛を促進したり、体内に水分が溜まりやすくなるほか、男性乳房肥大(ギネコマスティア)を引き起こすことがあります。また、皮膚が刺激を受けてかゆみや発疹が出ることも報告されています。

精巣への影響

治療に伴い精巣が縮小したり、精子産生が低下することがあります。既に存在する乳がんがテストステロンに刺激されて増殖するリスクも指摘されています。

腎臓・心臓への負担

米国生理学会の会合で報告された研究では、テストステロンの過剰補充や自然な年齢による減少を抑えることが、腎臓疾患や既存の心疾患を悪化させる可能性が示唆されています。