通常の月経周期とは?

月経周期とは、妊娠を可能にする女性の生殖器官(子宮・卵巣)のホルモン分泌と組織変化が一定のリズムで起こることを指します。周期は大きく4つの段階に分かれます。

1. 卵胞期(月経開始から排卵まで)

月経の初日から始まり、28日周期の場合は約14日目の排卵まで続きます。この期間、エストロゲンが上昇し、子宮内膜が厚くなり受精卵の着床に備えます。

2. 排卵

成熟した卵子が卵巣から放出される瞬間で、通常は28日周期の14日目前後に起こります。黄体形成ホルモン(LH)の急上昇がトリガーとなります。

3. 黄体期(排卵後から月経開始まで)

排卵後、卵胞の残骸である黄体がプロゲステロンを分泌します。プロゲステロンは子宮内膜を維持し、受精卵の着床に適した環境を整えます。黄体期は約14日間続きます。

4. 月経(生理)

受精卵が着床しなかった場合、エストロゲンとプロゲステロンのレベルが低下し、子宮内膜が剥がれ落ちます。これが出血として現れ、月経が始まります。出血に伴う腹痛や情緒の変化も起こります。

月経周期の長さは個人差がありますが、平均は約28日です。ストレス、食事、運動、疾患などが周期に影響を与えることがあります。周期に大きな変化を感じたら、医療機関での相談をおすすめします。

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