ロタウイルスワクチンの副作用を見分ける方法
ロタウイルスは毎年世界で少なくとも60万人の死亡者を出し、米国だけでも年間5万人以上の子どもが入院しています。重度の下痢や嘔吐を引き起こし、米国の子どもは5歳になる前にほぼ必ず感染します。ロタウイルスワクチンは経口投与で3回接種し、保護者の希望がある場合にのみ行われます。以下では、ワクチン接種後に注意すべき副作用と対処法を紹介します。
副作用チェックリスト
軽度の下痢に注意
ワクチンはロタウイルスによる重度の下痢を予防しますが、接種直後に軽い下痢が出ることがあります。通常は7日以内に自然に治まります。下痢が重い、または7日以上続く場合は医師に相談してください。なお、ワクチンはロタウイルス以外の原因による下痢を防げません。
嘔吐が起こることもある
接種した子どもの約3人に1人が軽度の嘔吐を経験します。下痢と同様に、7日以内に収まることが多いです。嘔吐が7日以上続く、激しい、または液体を摂取できない場合はすぐに医師へ連絡してください。子どもが無気力になるなどの異常が見られたら緊急に受診しましょう。
重篤なアレルギー反応に備える
まれに高熱・けいれん、発疹、異常な行動などの重篤なアレルギー反応が起こります。これらの症状が現れたら直ちに医師に連絡し、必要に応じて救急処置を受けてください。
総合的に様子を見る
ロタウイルスワクチンは他のワクチンに比べ使用頻度が低く、報告された副作用は比較的少ないです。ただし、過去に腸閉塞のリスクが指摘され、市場から撤退した製品もあります。接種後は子どもの体調変化に注意し、違和感があれば速やかに医師に相談してください。
上記のポイントを把握しておくことで、ワクチン接種後の異常に早期に対応できます。疑問や不安がある場合は遠慮なく医療機関へ相談しましょう。
