10代で喫煙することの健康リスク
全体的な健康への影響
10代で喫煙すると、非喫煙者に比べて全般的な健康状態が悪化します。咳や痰の増加、肺機能の低下、息切れ、血行不良、心拍数の増加などが起こり、体力が低下します。スポーツのパフォーマンスも低くなり、靭帯損傷などの回復が遅れることがあります。
肌・口臭・歯への影響
喫煙は血管を収縮させ、皮膚への酸素・栄養供給が阻害されます。その結果、顔色が悪くなり、しわが早く現れます。また、乾癬のリスクが高まるとされ、歯は黄ばみ、口臭(口臭症)も顕著になります。
病気への感受性
喫煙者は風邪やインフルエンザ、頭痛、気管支炎や肺炎といった呼吸器感染症にかかりやすくなります。喘息患者は症状が悪化し、受動喫煙でも同様です。喫煙が食事の代わりになると、必要な栄養が不足し免疫力が低下します。
ニコチン依存
若い頃に喫煙を始めるほど、ニコチン依存になる確率が高くなります。高校生喫煙者の約75%が禁煙に失敗し、成人喫煙者の約90%が19歳以下で喫煙を開始しています。依存が続けば、成人と同様の長期的な健康被害を受けます。
長期的な健康リスク
継続的に喫煙すると、心臓病、脳卒中、肺気腫、肺・喉・膀胱・胃がん、骨粗鬆症、不妊、歯周病、失歯、加齢黄斑変性、聴覚障害などのリスクが大幅に上昇します。喫煙は寿命を最低でも10年短縮し、喫煙者の約3分の1が早死にするとされています。
薬物使用との関連
喫煙する10代は、非喫煙者に比べてマリファナ使用率が8倍、コカイン使用率が22倍、アルコール摂取率が3倍高いことが報告されています。
