10代の若者に及ぼす主流喫煙の影響
主流喫煙(タバコの煙を直接吸い込み、肺に取り込むこと)と副流煙(燃えているタバコの先端から放出される煙)がありますが、10代の若者は仲間のプレッシャーやメディアの影響で喫煙を始めやすく、健康への影響を十分に認識していないことが多いです。
有害な化学物質
- 米国若年女性健康センターによると、タバコ1本には4,000種以上の化学物質が含まれ、その多くが有毒です。代表的なものは、殺鼠剤に使われるヒ素、床クリーナーに含まれるアンモニア、ライターオイルに含まれるブタンなどです。
- これらの有害物質は歯の虫歯やホルモンバランスの乱れを引き起こし、肺炎・気管支炎・風邪に対する免疫力を低下させます。
致命的な疾病リスク
- 世界保健機関(WHO)は、喫煙する10代の安静時心拍数が非喫煙者より2〜3拍/分速いことを報告しています。心臓病や脳卒中の兆候が早期に現れます。
- 米国国立がん研究所によれば、喫煙は肺、喉、腎臓、胃、子宮頸部、口腔のがんリスクを高め、喫煙量が多いほどリスクは上昇します。
心理的・行動的影響
- 思春期はニコチン依存が特に起こりやすく、1日2〜3本吸うだけで数週間で依存が形成されます。依存は行動に影響し、喧嘩や不適切な性行為のリスクが高まります。
- WHOの調査では、喫煙する10代は非喫煙者の3倍がアルコールを、8倍が大麻を使用する傾向があるとされています。
スポーツパフォーマンスの低下
- タバコの一酸化炭素は血液中の酸素結合を阻害し、酸素供給が不足します。また、タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、心臓が血液を送る負担が増し、息切れや持久力低下を招きます。
- メイン州タバコ予防・管理プログラムによると、喫煙する10代は非喫煙者の約2倍の痰を産生します。
