幼児のバランス障害について

サイン

バランスに問題がある幼児は、何にでもつまずきやすく、普通の子よりも頻繁に転びます。歩く・走る・立っているときでも、1日に20〜30回ほどバランスを崩すことがあります。歩き始めたばかりの子どもは転びが多くても問題ありませんが、すでに歩行や走行が安定しているのに頻繁に転倒する場合は、バランス障害を疑うべきです。

原因

内耳の障害が原因でめまい(ヴァーティゴ)を起こすことがあります。ヴァーティゴは「周囲がぐるぐる回っているように感じる」感覚で、立っているだけでもバランスが崩れます。

診断

医師はバランス障害の有無を確認するためにいくつかの検査を行います。頭部の状態を確認するためにMRIが推奨されることがあります。聴覚検査や、子どもが指示に従える場合は視覚追跡テストも実施します。さらに、Mayo Clinic が提唱する姿勢測定(ポストログラフィー)テストで、どのバランス機構が弱いかを特定します。

治療法

問題が内耳(前庭系)にある場合は、バランス訓練や頭・目の動きを組み合わせたリハビリテーションが行われます。中耳炎などの感染症が原因の場合は抗生物質が処方されますが、銀杏(ギンコ)やレモンバイオフラボノイドといった代替療法を試すことも可能です。代替療法を使用する際は必ず医師に相談してください。

予防・対策

バランス障害を放置しないことが重要です。言葉が話せるようになったら、めまいを感じたときはすぐに座るよう教えましょう。また、耳の感染症は手洗いで予防できます。インフルエンザは耳感染症の原因になることが多いため、予防接種を受けることも有効です。

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