細胞数の測定方法

細胞数や濃度は微生物研究や実験室分析において重要なデータです。細胞のカウントは光学顕微鏡や電子顕微鏡を用いる方法が主流ですが、プレートリーダーなどの装置を使用する手法もあります。現在、最も一般的に用いられている細胞カウント法は、直接カウント、培養法、レポーターアッセイの3つです。

直接カウント

直接カウントは微生物学で最も古くから使われている方法で、顕微鏡で個々の細胞を拡大し肉眼で確認します。近年は、蛍光標識された細胞だけを光って見える高度な蛍光顕微鏡の普及により、カウント作業が大幅に簡便化されています。

培養法

培養法は単細胞微生物の増殖を利用した手法で、時間、温度、酸素濃度、培地の栄養分、圧力といった条件下での増殖度合いを測定します。培養後は培地やペトリ皿上のコロニーを自動プレートリーダーで高速に数え、細胞数を算出します。

レポーターアッセイ

レポーターアッセイは、増殖していない単細胞微生物でも代謝活動を検出できる手法です。代表的な方法として、色素反応を利用した比色法、培地の電気伝導率変化を測るインピーダンス法、そしてATP(アデノシン三リン酸)に基づくバイオルミネッセンス法があります。比色法は染料の色変化で細胞の有無を判断し、インピーダンス法は代謝による導電率変化を検出、ATP法は細胞内のATP量に比例した光を測定して細胞数を推定します。

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