トリアージの5段階とその概要

トリアージはフランス語の "trier"(分類する)に由来し、緊急医療の現場で患者の受診順位を決める仕組みです。米国医療研究品質機構(AHRQ)によると、トリアージは 5 つのレベルに分けられます。

1. 紹介(Referred)

軽度の外傷や症状(喉の痛み、軽いやけど、歯痛など)で、生命に危険がないケースです。患者は自力で歩行でき、緊急医療が必要とされないため、ER では最後に処置されます。

2. 非緊急(Nonurgent)

患者は座ったり立ったりでき、簡単な指示に従い、名前や日付などの質問に答えられます。ベッドや担架に移され、通常 4 時間以内に医師の診察が行われます。

3. 緊急(Urgent)

2 時間以内に診察が必要なケースで、高熱、激しい腹痛、嘔吐、深い切り傷などが含まれます。患者はベッドや担架に載せられ、迅速に治療が行われます。

4. 重症(Emergent)

呼吸困難、胸痛、ショックなど、生命を脅かす症状が見られるケースです。刺し傷や銃創、糖尿病などの既往歴がある場合も含まれます。看護師がすぐに医師に引き継ぎ、迅速な評価と治療が行われます。

5. 蘇生(Resuscitation)

心停止やその他の生命危機に直面している最も重症のケースです。CPR が施されることが多く、看護師の介入を待たずに直ちに医師のもとで救命処置が行われます。

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