クラッシュカートとは何か?
クラッシュカートは、車輪付きのモバイル収納システムで、心肺蘇生や高度心臓救命処置(ACLS)に必要な薬剤や機器が備えられています。カートの内容や配置は施設ごとに異なります。
除細動器(デフィブリレーター)
- 除細動器はクラッシュカートの必須アイテムです。電気ショックで心拍リズムを正常化し、リズムモニタと併用されます。
ACLS用薬剤
- 米国心臓協会(AHA)のプロトコルに基づき、アデノシン、アミオダロン、アトロピン、ジルチアゼム、エピネフリン、イブチルデ、リドカイン、硫酸マグネシウム、プロカインアミド、バソプレシン、ベラパミルなどが含まれます。
その他の薬剤
- 重篤なアレルギー反応に対するジフェンヒドラミンや、麻薬過剰摂取時のナロキソン、点滴用液体、鎮静剤、抗けいれん薬など、施設の方針に応じた薬剤が入っています。
気管挿管用具
- 緊急時に気道確保と人工呼吸を行うためのチューブや関連機器が備えられています。気管挿管により気道が確保され、補助呼吸が可能になります。
その他の備品
- 注射器、IVチューブ、メス、縫合材、カテーテル、消毒液、手袋、そして医療廃棄物用の「シャープス」コンテナなど、様々な医療用品が揃っています。
