一般的に使用される医療ツール

身体検査は診察の重要な要素で、様々な医療ツールが使用されます。以下に、一般的に用いられるツールとそれぞれが提供する情報を紹介します。

体重計(スケール)

体重計は体重、場合によっては身長も測定します。体重は低体重・肥満の判定や、糖尿病・心疾患・不妊など体重に関連するリスクの評価、薬剤投与量の計算に利用されます。また、体重と身長からBMI(体格指数)を算出し、体脂肪率や健康範囲を判断します。

聴診器

聴診器は主に心音を聞き、リズムや異常を確認します。血圧測定時の脈拍確認や、肺の上下部に当てて呼吸音を聴くことで、呼吸障害や閉塞の有無を調べます。

血圧計(スフィグモマンometer)

血圧計は血圧を測定します。血圧は心臓が血液を送り出す力と量を示し、動脈の柔軟性を反映します。高血圧は心疾患や脳卒中のリスク、低血圧は脱水や心不全などの兆候となります。

体温計

体温計は体温を測定し、正常範囲かどうかを判断します。安静時の平均体温は約37℃(98.6°F)ですが個人差があります。主な目的は発熱の有無を確認することで、100.4°F(約38℃)以上は発熱とみなされます。

医師の手と目

医師の手と目は最も基本的な診断ツールです。手で脈拍を測ったり、リンパ節の腫れを確認したり、胸部の打診や腹部の触診で痛みや異常を探ります。また、外観から皮膚の色や状態、運動能力、あざや擦り傷など全体的な健康状態を評価します。

既往歴(医療歴)

既往歴は家族歴、既往症、アレルギー、服用中の薬やサプリメント、生活習慣などを医師に伝える重要な情報です。初診時に問診票に記入し、以降の診察でも変化があれば医師に報告します。医師が聞かない場合でも、気になる症状や最新の情報は自主的に伝えましょう。

ヘルスケア業界(一般) - 関連記事