モールス転倒リスク評価スコアの定義方法

病院や介護施設で患者の転倒リスクを評価するために、医療従事者はモールス転倒リスク評価スコア(MFS)を使用します。MFS は 6 つの項目から構成され、簡単に採点できるため、入院時やシフトごとの評価、状態変化時、薬剤変更時、転倒後などに活用されます。

必要なもの

  • モールス転倒リスク評価スコア表(MFS)

評価手順

  1. 転倒歴:最近転倒した、または入院時に転倒した患者、初回転倒患者は 25 点。転倒経験がない場合は 0 点。
  2. 二次診断の有無:診療記録に複数の診断がある場合は 15 点。診断が 1 つだけで他に特記事項がない場合は 0 点。
  3. 歩行補助具:杖、クランプ、歩行器を使用している場合は 15 点。家具につかまって歩く場合は 30 点。補助具を使用しない、車椅子使用者、ベッドから出ない患者は 0 点。
  4. 静脈内カテーテル(IV)使用:IV がある場合は 20 点、ない場合は 0 点。
  5. 歩行様式:正常歩行は 0 点、弱い歩行は 10 点、歩行障害(頭を下げて歩く、バランスが悪く補助具が必要)は 20 点。
  6. 精神状態:自立して歩けると答え、歩行に問題がなければ 0 点。自立と答えるが歩行に困難がある場合は 15 点。

転倒リスクレベルの判定と対策

  • スコア 0〜24:低リスクまたは無リスク。基本的な看護ケアを実施。
  • スコア 25〜44:中リスク。標準的な転倒予防策(ベッドの高さ調整、環境整備等)を実施。
  • スコア 51 以上:高リスク。高度な転倒予防策(24 時間体位監視、転倒警報装置等)を実施。

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